交通事故損害賠償請求事件に関しては，最初の頃はどちらかというと保険会社側の代理人としての仕事の方が多かったのですが，私の伯父が交通事故で死亡し，私自身も対向車線を超えてきた車に衝突され，母が交通事故で腰椎圧迫骨折を受傷するという被害が相次ぐなかで，次第に被害者寄りになっていきました。
　それからは保険会社6社の顧問をしていたうち5社を辞退して，交通事故被害者の代理人として積極的に交通事故損害賠償請求事件を手がけるようになりました。この間，保険会社からは，以前のように，保険会社の事件も受任してほしいという依頼が絶えませんでしたが，忙しすぎたことと被害者救済を打ち出していることから，ずっと断り続けていました。
　しかし，平成25年1月に，石倉大志郎弁護士を当事務所に迎え，石倉弁護士に幅広い経験を積ませる必要があること，また，保険会社というと，加害者側というイメージが強いかと思いますが，最近は，弁護士費用担保特約の普及により，保険会社の依頼なのに被害者側代理人ということが増加していることから，保険会社の依頼も受けるようになっています。
　ただし，これまで痛感しているのが交通事故の被害者は極めて不当な扱いを受けており，まったく救済されていないということで，今後も，「もっと多くの交通事故被害者の方を救済したい。」という基本方針は変わることはありません。
　今後も，福井県において最も多くの交通事故事件を担当してきた弁護士として，被害者救済のために，交通事故の被害者が事故直後から気楽に相談でき，適切な治療を受け，適切な賠償金を獲得し，臨床心理士等の適切なカウンセリングを受けて，交通事故被害者が身体的にも経済的にも精神的にも安定した生活が送れるように努めていきたいと思っています。

　10年ほど前から被害者救済のために何かしたいと思い，交通事故被害者の相談料を無料にしてきました。これまで同様，相談料等は一切かかりませんので交通事故の被害者やそのご家族の方はお気軽にご相談ください。
（※交通事故以外の相談は初回無料で行なっております。）

　交通事故の治療で見落としが多い高次脳機能障害については，福井県高次脳機能障害支援センター（http://www.f-gh.jp/koujinou/）の協力が得られており，安心した治療と後遺障害診断を受けることが可能ですので紹介いたします。また，整形外科・脳外科等についても信頼できる医療機関の協力を得ております。
　さらに，公益社団法人福井被害者支援センター（http://www.fvsc.jp/info/）では臨床心理士が中心となって，被害者とその家族のカウンセリング（精神的ケア）を実施してくれていますし，同センター内には，交通事故被害者遺族の自助グループ「光の風」が組織されていて，「命の大切さを学ぶ教室」をはじめとして多彩な活動をしながら交通事故被害者遺族の自助活動をされています。一人で悩まずに，気軽に相談されてはいかがでしょうか。
　「自分一人じゃない。他の人も一緒だったんだ。」と知るだけでも少し気が楽になるでしょう。同センターでは積極的に被害者支援に取り組んでおられますので，紹介いたします。

　これまで，当事務所は，交通事故損害賠償請求事件の外にも，破産事件・民事再生事件・私的整理事件を数多く扱っていましたが，遺言書の作成・遺産分割や相続問題・残業代不払いや不当解雇等の労働問題・企業法務については，忙しすぎて特段の事情がない限りお断りしていました。しかし，石倉大志郎弁護士は，精力的に遺言書の作成・遺産分割や相続問題・残業代不払いや不当解雇等の労働問題・企業法務といった様々な事件にも取り組んでいます。
　石倉大志郎弁護士の加入により，当事務所は，遺言書の作成・遺産分割や相続問題・残業代不払いや不当解雇等の労働問題等も取り扱い可能な総合法律事務所になりました。交通事故以外の事件については，初回相談無料ですので，気軽に相談してください。

　一般の人がもう少し破産・民事再生・契約・相続・交通事故等の法律知識を持っていたら，こんな不幸な結果にはならなかったのにということが一杯あります。そこで，皆さんに，「この法律知識を知っておいて，このように行動すれば，損をしない。明日，転ばないで済みますよ。」という法律知識を，フェイスブックページに掲載しています。忙しくて，なかなか投稿ができなくて，情報量はまだ少ないですが，読んでいただければ幸いです。URLは，https://www.facebook.com/miyamotolawofficeです。